毎年12月に行われる環境に関する日本最大級の展示会イベント「エコプロ」。このエコプロに出展している団体のある取り組みを取材した。
暗闇から現れたのは「ホンドテン」や国の天然記念物の「ニホンヤマネ」、そしてクルミを取りに来たのは「ニホンリス」――これらの動物たちが走っていたのは、道路に架けられた動物専用の橋「アニマルパスウェイ」。
先ほどのリスが走る下をよく見ると車が走っている。木の上で生活する小動物は、枝から枝を伝って移動する。道路は彼らの行動を制限してしまうのだ。
「実際に森が分断されると、遺伝子が濃くなって、絶滅していく可能性もある」(アニマルパスウェイと野生生物の会・大竹公一さん)
森の分断で生息域が脅かされるニホンヤマネを守るため、この橋を架ける活動が2004年に始まった。翌年に試験用の橋が完成。しかし、不安要素もあった
大竹さん「人工的な橋を本当に野生動物が通るのかと」
すると、大竹さんの目の前でリスが橋を渡った。しかも、反対方向にも。
大竹さん「やったなと思いまして、すぐに関係者には連絡を取りました。その場で」
その後、橋を利用するニホンヤマネやヒメネズミなどの姿も確認。時には彼らの天敵であるホンドテンの姿もあった。
本来の森に近づける取り組み。しかし、この橋は森があればどこでも良いわけではないという。
大竹さん「動物の食痕(食べたあと)やフンの跡が、非常に多い場所を選んで、アニマルパスウェイを架ける」
アニマルパスウェイは全国で8か所に架けられている。しかし―
大竹さん「日本国中に何万も本当は必要なんじゃないかと」
そのために、この活動を次の世代に引き継ぐことが大事だという。

※the SOCIAL 2017年12月公開分より

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