秋の味覚・銀杏(ぎんなん)がおいしい季節。しかし、食べ過ぎには注意が必要だ。
北品川藤クリニック・石原藤樹院長によると「銀杏を食べすぎると死亡することも」あるという。
実は、過去に銀杏の食べ過ぎによる死亡例が2件報告されていた。では、食べ過ぎると一体どんな症状が出るのだろうか?
石原院長「頭痛や吐き気、嘔吐(おうと)、けいれん」「ビタミンB6が欠乏したのと同じ状態になる」
マグロやにんにく、鶏のささみなどに多く含まれるビタミンB6は脳に信号を送る神経伝達物質を製造したり、脳の興奮を抑えたりする働きがあるのだが、なぜ銀杏を食べすぎると欠乏するのだろうか。
石原院長「銀杏に含まれている成分にビタミンB6に非常に似た成分があって、体がビタミンB6と間違えてしまう」
つまり銀杏にあるビタミンB6の偽物を脳が本物だと勘違いして取り込むが、本来の働きを一切しないため、結果的にビタミンB6が欠乏し体に異常をきたすという。
石原院長「脳の興奮が止められなくなる。そのひとつとして、けいれんが起こる」元来、高血圧予防や疲労回復にも効果があるといわれる銀杏。では一体、何個以上食べたら中毒になるのだろうか。
石原院長「お子さんの場合、一番少ない例で7個で中毒になったという報告があります」
中毒時に食べた個数は小児で7個から150個。成人では40個から300個とかなりの個人差があるが、これは日常のビタミンB6摂取量の違いが関係しているといわれている。 とにかく、銀杏を食べて“吐き気”や“めまい”等を感じたら、まずは病院に行くことが大切だ。

※the SOCIAL2017年11月公開分より

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