これからシーズンを迎えるインフルエンザだが、今年はある“インフルエンザ治療薬”が注目されています。
東京・豊島区にある池袋大谷クリニック。男性が受けているのは、インフルエンザの予防接種。この病院では、多いときには1日に50件以上の予防接種を行っているといいます。
予防接種をうけた人(飲食店経営)「やっぱり予防ですかね。お客さんに迷惑を掛けないように」
これからシーズンを迎えるインフルエンザ。国立感染症研究所によるとインフルエンザの感染者は、9月から増え始め、10月の終わりには959人にまで増えています。
インフルエンザが流行するのを前に、いま注目されている薬があります。今年3月に発売された「ゾフルーザ」です。
従来のタミフルやリレンザは1日2回、5日間飲んだり吸引する必要があります。イナビルは1回だけで効果が出るタイプだが、吸引タイプのためコツが必要。しかし、ゾフルーザは1回錠剤を飲むだけで済むのです。
池袋大谷クリニック・大谷義夫院長「1回で完結するということは、患者さんにとって非常に楽」
さらに、ある効果も期待されています。そもそも、インフルエンザウイルスは、人の細胞に入り増殖。さらに細胞の外にも拡散し周りに感染させます。
タミフルなど従来の薬は、細胞からウイルスが出ないように防ぎますがウイルスが増えるのを抑えることはできません。しかし、ゾフルーザは細胞の中でウイルス自体が増えるのを抑えるのです。そのため、他人に感染させるリスクが減ることが期待されています。ゾフルーザは約1500円。タミフルなどより数百円高いという。
一方で、新薬が故の不安も…
大谷院長「まだ全国的に多くの患者さんに使用されているわけではないので大規模な調査ではまだないんですね。副作用が心配な方は医師と相談の上で従来の薬にするか、または新薬にするか、ご相談されたほうが安全だと思います」
販売元の塩野義製薬によると、臨床試験でゾフルーザを飲んで下痢や頭痛などを訴えた人は若干いたものの重い症状が出た人はいなかったという。
まもなく訪れるインフルエンザシーズン。普段のうがい手洗いや規則正しい生活、そして予防接種を受けることが大切です。
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日本テレビ(日テレ)の報道番組「Oha!4 NEWS LIVE」(おはよん)
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出演:小菅晴香、笹崎里菜(日テレアナウンサー)