家主が不在の時など、荷物を受け取れない時に専用の箱に入れ、玄関などあらかじめ指定した場所に置いてもらうことで再配達をなくす「置き配」。いま、この置き配サービスが広がってきています。
置き配サービスを始めたという、東京・渋谷区の“Yper株式会社”を訪ねました。代表の内山さんが、ある商品を紹介してくれました。
「こちらはOKIPPAという商品になりまして、玄関前につるすだけで商品が受け取れるものです」
こちらのサービスは、配達の時に小さく折りたたまれたバッグに入れるよう指示すると、不在の時でもバッグを広げて荷物を置いてもらえるというもの。
国土交通省によると、1か月に再配達される荷物の量は、なんと約34万個。そして、再配達によって排出される二酸化炭素の量は、年間約42万トンにものぼります。この大きな問題を解決する手段として期待されているのが、置き配サービスです。
しかし、この置き配で特に心配なのが盗難。その対策として、バッグとドアをワイヤロープでつなぐことによって、簡単に持ち出せないようにしています。
さらに、バッグには特殊な形状の防犯ファスナーが使用されていて、ロックをかけると開けられないようになっています。
外出中に荷物が届いているかどうか確認する場合は、専用アプリの追跡機能で知ることができます。実際に実証実験で使った人に聞くと――
「共働きなので、平日に受け取りたい物が受け取れない。(いまは)ほぼ受け取れるので楽です」
「時間を気にせずに受け取れるようになったので、(購入)頻度が上がった」
しかし、利用するには制限もあり、上限は3万円以下であること。また、生鮮食品などには利用できません。
そして、マンションなど集合住宅によっては、共用部分の廊下に物を置くことを禁止している場合もあるため、事前に管理会社に確認する必要があるということです。
このような置き配サービスは全国的にも展開されていて、流通大手イオンではネットスーパーで約6年前から置き配サービスを導入。また、2019年の春からは、日本郵便も導入に乗り出す予定で、今後さらに広がっていきそうです。

日本テレビ(日テレ)の報道番組「Oha!4 NEWS LIVE」(おはよん)
http://ww.ntv.co.jp/oha4/
出演:小菅晴香、郡司恭子(日テレアナウンサー)、内田敦子、中川絵美里、辻岡義堂(日テレアナウンサー)