女王の教室

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彼女はただの暴君なのか、それとも “病める学校” を救う平成のジャンヌ・ダルクなのか? ―日本テレビ系で2005年7~9月にかけて放送された『女王の教室』は、前代未聞の異色教師、それも “連続ドラマ史上最悪の主人公女教師” を天海祐希が演じ、さまざまな波紋を投げかけた話題のドラマです。学級崩壊、校内暴力などの問題で学校の危機が囁かれる昨今、天海祐希扮する阿久津真矢は、成績で生徒を差別し、教え子たちの秘密を握り、親まで手なずけ…と冷酷な鬼教師ぶりを発揮。そんな教師像に対して、視聴者から賛否両論、さまざまな意見が寄せられ、大きな関心を呼ぶドラマとなりました。しかし、この物語のテーマは「子供の成長」。逆境に立ち向かい、クラスが一つにまとまり、生徒たちは次第に自信とたくましさを身につけるようになっていきます。そんな前向きな展開と歩調を合わせるように、終盤に向かって視聴率も上昇の一途。最終回ではついに25%を超える人気を獲得しました。鬼教師に敢然と立ち向かう24人の生徒たちの奮闘ぶりとも併せ、見どころの多いドラマです。